楽天API用SDKの導入
『Rakuten Web Service SDK for PHP は、PHPアプリケーションから 楽天が提供しているAPIに、簡単にアクセスすることができるSDK (Software Development Kit)です。(公式ホームページより引用)』
SDKには、「PHP SDK」と「Ruby SDK」がありました。私は、「さくらのレンタルサーバ」でPHPで作成されたWordpressでブログを運営していますので、SDK(Software Development Kit)は、「PHP SDK」を選択することにしました。
楽天API用SDK(PHP版)の動作要件
楽天API用SDK(PHP版)を使用するためには、PHP5.2.3以上であれば良いようです。
- PHP5.2.3以上 (PHP5.2.10以上, curl拡張 導入を推奨)
- PHP5.2.10未満を利用する場合、PEAR の HTTP_Client か curl拡張の導入が必要です。
私の契約した「さくらのレンタルサーバ」にインストールされているPHPのバージョンは「8.1」でしたので、動作要件には適合していました。
楽天API用SDK(PHP版)のダウンロード
GitHubの「rakuten-ws/rws-php-sdk」から「最新版 1.1.0 – zipアーカイブ(rws-php-sdk-1.1.0.zip)」をダウンロードしました。
楽天API用SDK(PHP版)の設置
「最新版 1.1.0 – zipアーカイブ(rws-php-sdk-1.1.0.zip)」を解凍して内容を確認しました。
- 「最新版 1.1.0 – zipアーカイブ(rws-php-sdk-1.1.0.zip)」の内容
/rws-php-sdk-master/
┣ autoload.php =>(プログラムで読み込まれるファイル)
┣ CHANGELOG.md =>(変更履歴のログファイル)
┣ composer.json =>(API更新用のファイル?)
┣/lib/
┃ ┗/RakutenRws/ =>(楽天API用SDKのプログラムライブラリ本体)
┣ LICENSE =>(ライセンス)
┣ README.en.md =>(英語の説明書)
┣ README.md =>(日本語の説明書)
┗/sample/ =>(サンプルプログラム)
┣ bookmark.php =>(ブックマーク用補助プログラム)
┣ config.php.sample =>(各種ID設定用)
┣ helper.php =>(ページャー他の補助プログラム)
┣ index.php =>(メインプログラム)
┗ style.css =>(HTMLで読み込むCSSファイル)
自分用のアプリを実行するために最低限必要なファイルは、『autoload.php』『/lib/RakutenRws/フォルダ以下に格納されている「ライブラリ本体」のファイル群』『/sample/フォルダ以下の「index.php」と「style.css」及び「config.php.sample」を自分のIDに書き換えた「config.php」』があれば良いようです。
私は、Wordpressのルートフォルダの直下に作成した/my-app/フォルダに以下のような構成でSDKをアップロードしました。自分のアプリ用フォルダ(/01/)を作成して「https://(サーバーのURL)/my-app/01/」にアクセスすると、自分のアプリの「index.php」が読み込まれて、自分のアプリが動くようにしました。
- サーバーにアップロードしたファイルの内容
/my-app/
┣ autoload.php
┣/lib/
┃ ┗/RakutenRws/
┗/01/
┣ config.php
┣ helper.php
┣ index.php
┗ style.css
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